2013年3月29日

【フリクションロス】
詳しい力学的なことは分かりませんが、
エンジンの効率化の話でフリクションロス(摩擦抵抗による損失)を重要視し、
追及して性能アップを図るとの記事を見ました。
その損失は、10~15%もあるそうです。
その中でピストンとコンロッドの関係で「フルフロー化」することが出ていました。
ピストンとコンロッドは「ピストンピン」というもので連結してます。
そのピストンピンは、コンロッドに圧入され固定されている構造らしく、
その部分を自由化することで、フリクションロスを低減でき、効率化されたそうです。
同じ構造ではないので、そのままそれが正しいかはわかりませんが、
それを元に考えると、エンジンに比べ、リールは駆動力が小さいので、
些細なフリクションロスでも回転に影響すると思います。
そのことから考えると、
リールのシャフトもフリー化した方がフリクションロスを防ぐことになります。
軸が回って大丈夫かと問われる方が居ます。
外輪と内輪が同方向に回転すれば、ボールは回転しないだけです。
どちらかの輪が止まってるから摩擦が起きるので、どちらも回れば摩擦は起きないことになります。
昔の6000は、スプールと軸が一体でした。
その頃の説明書を読むと、(現在の物も明記されている)

「品番に“C”がついているモデルには、軸受にステンレス製のボールベアリングを採用しています。
スムーズでタフな回転がロングキャストを可能にします。
また、“C”のつかないモデルにはブロンズベアリングを採用。
軽いルアーでも無理なくキャストでき、耐久性にもすぐれています。」
と書いてあります。
シャフトフリータイプは、そのロングキャスト性を追求して出来たものだと思いますので、
なるべく些細なフリクションも無くした方が良いと思います。
元々、回らない物を回すことは不可能ですが、回る物を制御することは可能なので、
回ることはアドバンテージになると思います。
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2013年3月27日

【質問と回答】
ロッキングワッシャーの要不要について、質問を何件か受けたので、記します。
ロッキングワッシャーは、昔、“C”から“CS”になった頃に付いたと思います。
Rocketになる前のモデルからだったと思います。
シャフトがスプールから分離し、フリーになった時に付いたと思います。
これは、バスプロが現場で遠心ブレーキなどを触る際、
シャフトを落とした事故が多発したため、対策したパーツと聞きました。
で、今回、記憶違いがあるといけないと思い、ピュアフィッシングジャパンに聞きました。
やはり、記憶違いではなく、「シャフトの落ち止め」ということでした。
なので、外しても問題はありません。(落とすことはあります。)
シャフトがガタつくと言われた方が居ました。
それは、右のサイドカップの穴が広がってるか、シャフトが摩耗しているんだと思います。
可動する、または、摩擦がある部分は、すべて消耗品です。
ガタが出た場合は、摩耗したパーツを交換してください。
あと、フレームがよじれている場合もあります。
雷魚の場合は、釣り物との強引なやりとりがあるため、よく歪むそうです。
カゴ釣りも重い仕掛けをおもいっきり投げるので、パーマでガツンと止まったら、
フレームが歪むこともあると思います。過去に確認しています。
かなりのパーマをした場合、フレームだけでなく、シャフトも曲がる可能性があるので、
パーマを解いた際、空回しして、フレームと擦ってないか確認するのをお勧めします。
少々違う話ですが、
以前、お電話で説明をする中で「昔は付いてなかった」と話した事があると思います。
記憶が違ってました。申し訳ありません。
今回、この記事を書くに当って、
倉庫の奥から、昔の箱の中のパーツリストを出してパーツがあるのを確認しました。
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2010年1月1日

【謹賀新年】
皆様、あけまして、おめでとうございます。
旧年中は、皆様にご愛顧頂き、大変、お世話になりました。
忙しく過ごす事が出来ました。
納品が遅れて、ご迷惑をお掛けする事になってしまい、申し訳ありません。
今年は、早く納品出来る様、頑張ってまいります。
本年も、よろしくお願い致します。
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