限定セール

リニューアルオープンに際して、セールを開催します。

量産する商品群ではないので、数は限定になりますが値引き価格で販売します。

対象商品は「IRポリカ」です。

このカゴは、かれこれ4年に渡ってテストを繰り返して商品化したものです。

大体、テスト段階で没になる物も多いのですが、これは商品化出来ました。

このカゴの特徴は、

1)沈降速度がかなり速い

2)潮に乗る

3)なぜか釣れる

です。

項目の説明。

(1)沈降速度の速さについて

潮が速い時に潮負けして流されて勝負にならないという事が無い。

よってコマセを指示棚で撒ける。

(2)潮に乗るについて

潮流の撚れで暴れない。

潮目を狙うと、ぶつかる潮によって撚れが生じるが暴れないので警戒されない。

(3)なぜか釣れるについて

これについての根拠は無いのですが、

私自身もそう感じましたが、テストしてくれた方達もその様に話してました。

これは、前述の2項目も効いてると思いますが、それにプラスして、

・半透明で警戒心が薄れる。

・上下カゴのぶつかる音が金属音に近い。ラトル効果?

と、ざっくりと良さそうな所を上げてみるとこんな感じです。

色については半透明は有効な色だと思います。

マットなブラックは太刀魚に効果ありですが、光沢ブラックは効果薄です。

なので、人の目には些細な違いでも魚には大きな違いなのかもしれません。

カゴは光沢ブラック系なので良くないのではないか。

ラトル効果については、ブラックバスには有効なのは明らかです。

だから、海の対象魚の好む周波数があって、それに近い音なのではないか。

 

上記は、今までの釣果実績が良かったので、理由の後付けですが、

4年間の実績は、そうだと言えると思っております。

是非、体感してみてください。

フリクションロス

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【フリクションロス】

詳しい力学的なことは分かりませんが、

エンジンの効率化の話でフリクションロス(摩擦抵抗による損失)を重要視し、

追及して性能アップを図るとの記事を見ました。

その損失は、10~15%もあるそうです。

その中でピストンとコンロッドの関係で「フルフロー化」することが出ていました。

ピストンとコンロッドは「ピストンピン」というもので連結してます。

そのピストンピンは、コンロッドに圧入され固定されている構造らしく、

その部分を自由化することで、フリクションロスを低減でき、効率化されたそうです。

同じ構造ではないので、そのままそれが正しいかはわかりませんが、

それを元に考えると、エンジンに比べ、リールは駆動力が小さいので、

些細なフリクションロスでも回転に影響すると思います。

そのことから考えると、

リールのシャフトもフリー化した方がフリクションロスを防ぐことになります。

軸が回って大丈夫かと問われる方が居ます。

外輪と内輪が同方向に回転すれば、ボールは回転しないだけです。

どちらかの輪が止まってるから摩擦が起きるので、どちらも回れば摩擦は起きないことになります。

昔の6000は、スプールと軸が一体でした。

その頃の説明書を読むと、(現在の物も明記されている)

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「品番に“C”がついているモデルには、軸受にステンレス製のボールベアリングを採用しています。

スムーズでタフな回転がロングキャストを可能にします。

また、“C”のつかないモデルにはブロンズベアリングを採用。

軽いルアーでも無理なくキャストでき、耐久性にもすぐれています。」

と書いてあります。

シャフトフリータイプは、そのロングキャスト性を追求して出来たものだと思いますので、

なるべく些細なフリクションも無くした方が良いと思います。

元々、回らない物を回すことは不可能ですが、回る物を制御することは可能なので、

回ることはアドバンテージになると思います。

質問と回答

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【質問と回答】

ロッキングワッシャーの要不要について、質問を何件か受けたので、記します。

ロッキングワッシャーは、昔、“C”から“CS”になった頃に付いたと思います。

Rocketになる前のモデルからだったと思います。

シャフトがスプールから分離し、フリーになった時に付いたと思います。

これは、バスプロが現場で遠心ブレーキなどを触る際、

シャフトを落とした事故が多発したため、対策したパーツと聞きました。

で、今回、記憶違いがあるといけないと思い、ピュアフィッシングジャパンに聞きました。

やはり、記憶違いではなく、「シャフトの落ち止め」ということでした。

なので、外しても問題はありません。(落とすことはあります。)

シャフトがガタつくと言われた方が居ました。

それは、右のサイドカップの穴が広がってるか、シャフトが摩耗しているんだと思います。

可動する、または、摩擦がある部分は、すべて消耗品です。

ガタが出た場合は、摩耗したパーツを交換してください。

あと、フレームがよじれている場合もあります。

雷魚の場合は、釣り物との強引なやりとりがあるため、よく歪むそうです。

カゴ釣りも重い仕掛けをおもいっきり投げるので、パーマでガツンと止まったら、

フレームが歪むこともあると思います。過去に確認しています。

かなりのパーマをした場合、フレームだけでなく、シャフトも曲がる可能性があるので、

パーマを解いた際、空回しして、フレームと擦ってないか確認するのをお勧めします。

少々違う話ですが、

以前、お電話で説明をする中で「昔は付いてなかった」と話した事があると思います。

記憶が違ってました。申し訳ありません。

今回、この記事を書くに当って、

倉庫の奥から、昔の箱の中のパーツリストを出してパーツがあるのを確認しました。

あけまして、おめでとうございます。

【謹賀新年】

皆様、あけまして、おめでとうございます。

旧年中は、皆様にご愛顧頂き、大変、お世話になりました。

忙しく過ごす事が出来ました。

納品が遅れて、ご迷惑をお掛けする事になってしまい、申し訳ありません。

今年は、早く納品出来る様、頑張ってまいります。

本年も、よろしくお願い致します。

改造作

【特別注文】

特注品を製作。

ご注文を受けた際は製作品目に無いので、お断りしました。

錘の金型も製作しなくてはならず、1個当りが高価な物になってしまう為です。

その後、「この様な感じは…」と、提案させて頂いて製作。

内容は…

・錘を既存のナツメ型を旋削し、形と重さを調整。

・錘の直径に合わせて、下カゴを製作。

・重さによる、強度増補の為、心棒を0.2mm太い物に。

と、出来上がりました。

特別に作るのは、大変です。